管長の修行問答
2013.12.01
親子の情
養子は実子として育てるも全てをオープンにするがよい
2013.11.01
多重的宇宙(霊界)
何もかもが常に変化し続け自己の世界だけが見え続ける
①いくつもの次元が存在し、人の心(魂)のありようで自分が今感じている世界(宇宙)が変わるということ…その真実を心の糧として生きています。重なり合った宇宙の共通部分も人の霊界によって違うのでしょうか…と思います。人類の(民族の)共通項は重なり合った宇宙(霊界)に存在するのでしょうか。(東京・S)
②嫌味な同僚を受け入れようと努力を続けていたところ、向こうから話しかけてきたり、温かく明るい笑顔を見せてくれるようになりました。私たちは人間として形が固定されていますが、魂が混ざるような因縁が混ざるような感覚と、湧き上がるような大きな歓びを感じました。何かが果てて、何か新しいものへと繋がっていくと考えてよいでしょうか?(東京・U)※本問答は2013年11月・329号のものです。
2013.09.01
神なる絶対的喜び
諸法は実相にして一切の苦は忽ちにして悦びと転ずる
神は「絶対的悦び」の存在である限り、この世の一切皆苦の本質は悦びなのだと思います。日常では様々な事に心を煩わされ、つまらないことに一喜一憂してしまうのですが、全てが因果の精緻な法則に因って起きていることであり、成長の為に起きていることであると気付けると、感動と共に、一瞬に、「苦」は「悦び」に変わります。また、修行を積めば、先ず「苦」と思う意識もなくなり、全てを「悦び」として受け入れられるのでしょうか。(東京・N)※本問答は2013年9月・327号のものです。
2013.08.01
地鎮祭
土地神様を鎮める為の子孫に伝承すべき大切な儀式である
最近建物が建つ前に地鎮祭を行なっている様子を見ないような気がします。私は地鎮祭は必要なのではないかと思っているのですが、そもそもの考え方を教えていただければと思います。(東京・S)※本問答は2013年8月・326号のものです。
2013.07.01
LEDの健康被害
文明と共存している人類は知恵を以て解決するのが一番
最近LED(ブルーライト)等による健康被害が増えておりますが、肉体と精神と霊は密実一体なので特にこの人工的な光による間接的な悪影響は如何ほど霊に関わるのでしょうか?(大阪・Y)※本問答は2013年7月・325号のものです。
2013.07.01
我執
自らの愚かさに気付くことから全ては改善へと向かう
自分の強い、相手を軽蔑する気持ちに閉口します。日常で「敬意を払う」ことを意識において、自分の気持ちを自観する(気付く)ようにしていけば改善していくでしょうか。(滋賀・S)※本問答は2013年7月・325号のものです。
2013.06.01
無常感と苦悩
神によって愛されていることを心の底から信じよ!
①『空・無の体験』の御話の中で、無常感があるからこそ他者を思いはかるということを教えて頂きました。無常感がどう作用してその様な気持ちになるのでしょうか。(神奈川・O)
②虚無感、無常感に時折さいなまれ大変苦しいです。非常に重要な作用だとは思いますが、自分の存在が無意味に感じられる事があります。単に自分自身が弱く、人生がうまく行っていないだけで、それらが改善されれば、この感覚は消せるのでしょうか。(茨城・W)※本問答は2013年6月・324号のものです。
2013.05.01
相手は合わせ鏡
他者は気付いていない真実の自分に気付かせてくれる
「自分にとって苦手な相手は自分そのものだと気付かねばならない」と伺いました。しかしながら、今一つ理解が出来ません。御教授頂けましたら幸甚です。(岡山・I)※本問答は2013年5月・323号のものです。
2013.04.01
怠惰という欲
自由性を求める深理が不安や嫌悪の心理と合し怠惰を齎(もたら)す
怠惰は物欲の一つと以前仰られたと記憶しております。何故物欲なのでしょうか。そもそも物欲とはどのようなものと考えたら宜しいのでしょうか。ご教示賜りますよう御願い申し上げます。(神奈川・O)※本問答は2013年4月・322号のものです。