管長の修行問答
2008.08.23
死の準備
力を抜いて自然の一部として死を迎えると良い
現在45才の健康な男性です。しかし、明日生きている保証もなく、それに対して死ぬための準備がまるでできていないことを反省し、身辺整理など準備を進めています。死ぬ準備ができてこそ、より積極的に生きることができると考えるからです。その中でお伺いしたいことです。家族には葬式や墓は不要、骨は迷惑にならない所に捨てるようにと頼んでありますが、よろしいでしょうか。
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2008.08.22
習気
自らのあらゆる欲求こそが習気である
自分自身の習気(じっけ)を本当に見極めるのはどうしたら良いのでしょうか。自分の行為の善悪が因果となるのではなく、習気こそが因縁の主体のような気がします。
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2008.08.21
陽光
あらゆる大自然の営みを通し神と出会う
雨上がりの陽光はとても清々しく神々しささえ感じます。これは気の移り変わり以外に、どのような作用によるものでしょうか。
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2008.08.18
祈り
打算なく欲心なく只素直に神を讃えよ
「神様の御心に適う事なのだから」と思うのですが、よいでしょうか。お祈りをする時の注意点をお聞かせ下さい。
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2008.08.17
慈愛
衆生への慈しみと衆生の悲しみを共にす
「慈悲」の意味を辞書で調べると「いつくしみあわれむこと」とあり、「慈しむ」とは「かわいそうに思う、あわれだ」、「哀れむ」は「かわいそうに思う、不憫だ」とありました。この意味でよろしいのでしょうか。また「慈愛」との意味の相違をお教え下さい。
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2008.08.16
相互理解
誠実を第一とし対話を第二とす
物事を伝えたい時、言葉が足りずかえって誤解を与えたり、逆に相手を誤解しています。そしてその事に後になって気付きます。凡夫間における「理解」とは。 そして誤解をなくす(解く)には何が必要でしょうか。
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