管長の修行問答

2008年08月

2008.08.17

慈愛

衆生への慈しみと衆生の悲しみを共にす

「慈悲」の意味を辞書で調べると「いつくしみあわれむこと」とあり、「慈しむ」とは「かわいそうに思う、あわれだ」、「哀れむ」は「かわいそうに思う、不憫だ」とありました。この意味でよろしいのでしょうか。また「慈愛」との意味の相違をお教え下さい。

2008.08.16

相互理解

誠実を第一とし対話を第二とす

物事を伝えたい時、言葉が足りずかえって誤解を与えたり、逆に相手を誤解しています。そしてその事に後になって気付きます。凡夫間における「理解」とは。 そして誤解をなくす(解く)には何が必要でしょうか。

2008.08.15

瞑想

複数を対象にするより一事に集中すると良い

瞑想中、一度に沢山の疑問の思考をしないで一つずつ行った方がよいのですか。

2008.08.07

自観法

嫌な体験は記憶力を低下させる

自観法をする時に、過去の嫌な感情や出来事そのものさえあまり思い出せません。これはどうしてなのでしょうか。

2008.08.05

大自然の恵み

正しい感謝の念はあなたを救うことになる

どんなに愚かな身でも、大自然の恵みを感じ、ほんの少しでも感謝する心を持っていれば救われるでしょうか。

2008.08.04

輪廻

神は自然の理を通して霊魂の転生輪廻を示して下さってある

今日一日の命を頂き明日が来るという事は、その日一日を大切にし、少しでも前向きに(神様に感謝し)生きるように神様が導いて下さっているということなのでしょうか。

2008.08.03

四季

転生輪廻を示せし事象なり

冬の厳しい寒さは、私達日本人の意識とどういう関係があるのでしょうか。また、神様は何を教えて下さっているのでしょうか。

2008.08.01

ボランティア

他人の評価を期待するも善なり

人の役に立ちたいとボランティア活動がしたいと思った時、その気持ちを素直に信じて行動に移してよいのでしょうか。それとも十分に自観して(例えば他からよく思われたい気持ちが潜んでいるのか等)行動に移すべきでしょうか。