月曜メルマガ
2024.05.13
vol.684 お釈迦様の行脚
5月のそよ風に木漏れ日が眩しいこの頃です。本部会館のすぐ傍の公園では、自転車に乗れるようになったばかりの女の子の「競争しよう!」の言葉に、一生懸命ゆっくりと走る若いお父さんの姿が微笑ましかったです。さあ、今日どこに歩きに行きますか?
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1日の歩数を確認するために、歩数計やスマートウォッチを手にする会員の方達の姿を多く見かけるようになりました。ある方は全長7㎞の遊歩道を走るのに、スクワットスリールを1日千回ずつ3日間やったら「早く走れるようになった」と言っていました。また、ある方は、スクワットスリールで「膝の壊死が治った」とも。
以前の話ですが、メルマガ担当の70代の知人が、長く介護をしている間に90代の血管になってしまって、ところが、ひと月程、毎日歩いていたら血管年齢が60代に若返った!とのことでした。なんと30歳差です。
歩くことによる体の変化は本当に素晴らしいのですね。
会員の皆さんの幸せをいつも考えておられる管長先生が提唱される「2万歩」や様々な健康情報には、いつも助けられています。
時折、思うのは、お釈迦様は毎日、どのくらい、どのように歩かれていたのか、ということです。
その御生涯を懸けて法を説かれるために行脚された広大な大地…。
ブッダガヤの大塔を過ぎて尼連禅河(現在のファルグ川)からその先には、6年の苦行をされたという前正覚山を望むことができて、昔、バックパッカーで訪れた時、川のほとりからその岩山が目に入ると、その名も知らず、何故とも知らず涙が流れたことを思い出します。あの山から、骨と皮になられた肉体にスジャータからの乳がゆ供養を受けられた場所を経て、正覚に到られた菩提樹まではだいたい10㎞ほどあるのでしょうか。
そして、成道されてから嘗ての5人の従者の元へと赴き初転法輪の場所となったサールナートまでは250㎞余り。この世の苦の原理を説かれたお釈迦様は、その最後の旅路にて、世界は美しいものだし、人間のいのちは甘美なものだ、とも語られたといいます。
さあ、今日も始まりました。どうぞ気をつけて、行ってらっしゃい!
今日のPHOTO
神奈川の一番星さんから頂きました!
「連休に、家族で西湖(山梨県)のキャンプ場に行った息子から素敵な写真が送られてきました。キャンプ中は、スマホもYouTubeも見ないでとてものんびり過ごせたようです」
思わず深呼吸してしまうような爽やかな写真をありがとうございました!
刻々と移りゆく季節を感じながら、私たちも前へと進んでいきましょう。今週も良い1週間にしていきましょう!