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2024.04.08

vol.679 921大地震から25年

東京は桜が満開です!昼間は観る時間がなかなか無いので夜桜ばかりですが、それもまた綺麗です。4月になって電車が混むようになり、きっと新入生達が乗っているのでしょう。みんな、新しい人生がんばって!

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今度は台湾で大きな地震がありました。921台湾支援で頑張っていたスタッフ達が心配して、あの時の孤児達にメールを出すと「今回の地震の規模は大きく、人々に921大地震を思い起こさせ、強い揺れの時間も長いです。皆様が私たちのことを心配してくださり有難うございます。心より感謝致します。御恩に感謝致します。」と無事を知らせるメールが返って来ました。

管長先生が、彼ら孤児達の心を癒やそうと日本招待旅行を計画されたのはもう25年も前のことです。

滑って転んでは、また起きて滑って、転んで…と夢中になる瞬間、その一瞬に全て思考が吹き飛んでしまうスキーという心のリハビリがいかに有効であったかは、当時、向こうの新聞にも日本への感謝と共に取り上げられました。

子をかばった親を目の前で無くした子達が、メンバーの胸に飛び込んで泣きじゃくり「初めて泣けたよ」と言っていました。今回、その一人からも返信がありました。メンバー達も皆一緒に泣いて、そして沢山の出来ごとを共にして一緒に笑いました。

今は、家庭を築き親になっている人達も沢山いると思います。

彼ら1人1人のために夫々の写真を載せてアルバムを作るように御指示されたのは、やはり管長先生でしたが、メンバー達が一生懸命に作り上げたその1ページ1ページを、あの子達もきっと人生の節目節目で幾度もめくったことでしょう。

青年になって軍隊に入り「あの美しい思い出があったから僕は人生をやって来られた」と言っていた人もいましたっけ。

「自分も将来、皆さんみたいに人を助ける人になりたい」と言っていた子達が、きっと今、誰かを助けていると思います。

目に見えなくなってもお父さんお母さんは傍にいるんだよ…。メンバー達が代わりに伝えたあの御言葉は、きっと皆の胸に残っていると思います。みんな、加油!

雨の大手門

今日のPHOTO

神奈川の塞翁が馬さんから頂きました。

「都内の病院に行く途中、地下鉄が停電で止まってしまいました。

降りて少し歩いていたら、大手門につきました。

大手門は、旧江戸城の正門。江戸城登城の玄関口です。参勤交代で 江戸江戸に 滞在していた大名たちはこの大手門から入城し、三の丸、二の丸を経て本丸へと登城したそうです。雨のせいか、訪れる人は少なかったですが、入り口で荷物検査はしっかりされていました」

すっかり春らしくなりました。東京の桜は、まだまだ綺麗に咲いています。ウォーキングしながらお花見もいいですね。春の気のように、今週もどうぞ健やかにお過ごしください!

 

大手門遠景。小雨降る素敵な風情(上) 大きくて重厚な門扉(右)