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2026.01.19

vol.774 故郷の夜空

衆議院解散となり、世の中が一気に慌ただしくなってきました。激動の時ですが、高市政権にはこの国を力強く導いてほしいと願わずにはいられません。未来への希望を持ってこの変化を見守りたいですね。

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先日、久しぶりに故郷に帰りました。家の最寄りのバス停に到着したのは夜の8時過ぎ。空調の効いたバスから降りると、外は冬の寒さで身が引き締まります。車の通りもまばらで静かな夜。ふと見上げると、澄み切った南東の夜空に美しい星座が輝いています。オリオン座です。赤い1等星のベテルギウスと、青白い1等星のリゲルを含む4つの星が大きく四角に並び、その真ん中あたりに、オリオンの帯にあたる3つ星が並んでいます。10代の頃に見上げていた冬の夜空と何も変わっていない様子に、ちょっとびっくりしつつ、その既視感に故郷に帰ってきたのだなという実感が湧いてきました。

学生の頃、定期テストなどに追われ夜遅くまで勉強していた頃のこと。少し気分転換にでもと外に出ることがありました。冬の凍てつく寒さの中、満天の星々は怖いぐらいに輝いていましたが、その中でもオリオン座はとても明るく特徴的なので、いつだって簡単に見つけることができました。

4つの星の左上に赤く輝くベテルギウスは、地球から約640光年も離れた場所にある赤色超巨星です。いつ超新星爆発をしてもおかしくないとも言われています。いまこの瞬間に、すでに超新星爆発しているのかもしれません。しかし、その光が届くのは640年も先のこと。そんなことを思うと、夜空の星々は本当に不思議だなと感じられてきます。

10代のころ、目に見えている星々が、実はもう存在していないのかもしれないと知り、とてもショックを受けたことを覚えています。私たちは大昔に放たれた過去の光を見ているだけで、今現時点の姿を知る術はないのだと。星によってはそれこそ何百万光年、何千万光年も昔の光を見ているのです。若いころはなおさら、この大宇宙の想像を絶するスケールに驚愕しつつ、今というこの瞬間の不確かさも、おぼろげながら感じられていたように思います。

見上げる夜空の星々は多少の違いはあれ、どこで見ても一緒なのかと思っていました。しかし、故郷の夜空は、今住んでいる場所で見る上げる夜空とは明らかに違っていて、まさに見慣れた故郷の夜空そのものでした。皆さんは小さい頃、どんな夜空を見上げていましたか?


今日のPHOTO

大阪・お月さんからいただきました! 奈良田原本にある、村屋坐弥冨都比売神社(むらやにますみふつひめじんじゃ)だそうです。

「大神神社の妃神を祀る縁結びの神様です。巻向から田園風景を30分位歩くと、鎮守の森と思われる所に、鎮座されています。高い木々の間から、太陽の光が指していました。導かれて、ここに立っていると感じ、自然と笑みが溢れます。誰もいないのに、後ろでどなたかが見守って下さってるような…」

暦の上では、明日は大寒(だいかん)。一年でいちばん寒さが厳しい時です。それに合わせるように寒波来襲で全国的にかなり冷え込むようです。

大寒の次は、節分、そして立春。待ち遠しいですね! 今週もどうぞご体調に気をつけてお過ごしください。

大和三道の一つ「中ツ道」(橘街道)に面して鎮座している。

平安時代には吉野詣ででにぎわい、藤原道長も吉野詣のために中ツ道を利用していたという

境内の森には、奈良県指定の天然記念物「イチイガシ」の木が茂る

大物主(おおものぬし)と三穂津姫(みほつひめ)の夫婦神を祭る「縁結びの神」