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先日、田舎の親から電話がありました。高齢なので、遅い時間にかかってくると何かあったのではと、一瞬ドキッとしてしまいます。そのときは、こちらに雪の被害が出ているのではと心配になって電話をかけてきてくれたようでした。天気予報であちこちに豪雪の警報が出ているのを見たのでしょう。その元気そうな声にホッとしました。こちらの方は雪は全然降っていないから心配いらないことを伝え、逆にそっちは大丈夫なのかと聞きました。いろいろ身体にガタが来ている親の方こそ、こちらにとって心配のタネなのです。ままならない身体と付き合いながらも、めげずに日々前向きに過ごしている様子が、電話口の声から伝わってきてひと安心。

思えば、社会人になったばかりのころはこちらから親に電話するというのは、あまりありませんでした。当時は長距離通話は高額でしたし、携帯もない時代です。電話をかけるとなるとその時住んでいた場所にあった共用の電話機か、もしくは公衆電話を使うかという感じでした。もっと小さい、小学校低学年の頃は、家の電話はダイヤル式でさえなく、受話器を取って交換手を呼び出し、相手につないでもらうという時代でした。都会の人には信じられないかもしれないですね。。

いまでは誰もがスマホを持っていて、いつでも誰とでもつながっていられる時代になりました。便利になった一方で、電話を使った特殊詐欺なども増えてきています。身に覚えのない海外からの着信などは特に注意をする必要があります。NTTでは、７０歳以上の方がいる家庭には、ナンバーディスプレイなどのサービスを無償で提供してくれますので、ぜひ活用してくださいね。