月曜メルマガ

2024.10.14

vol.706 地球からの恩恵

今日はぐっと気温が下がり、雨も多くなり、時々薄手のコートを羽織る人も見かけます。街路樹のハナミズキが少し色づき、小さな秋は来てくれていると嬉しくなります。

今日のそちらの風景は、いかがでしょうか?

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時々、今年植えた朝顔のことに触れていましたが、なんと今、日々満開です。ベランダの柵のこっち側も、あっち側も満開で、蜂たちが次から次へと花を巡って蜜を集めています。向こう側から見上げれば、たくさんの青い花々が開いているところが見えて、愉しんでくれている人もいるでしょうか。

知らなかったのですが、この種類の朝顔は、霜が降る頃まで咲き続ける、とのこと。毎年、心待ちにしている金木犀には、まだあの小さな星屑のような花は見当たらず…。だんだん季節感が分からなくなって来てしまいました。

先日、改めてハッとしたのですが、季節というものは何という地球からの恩恵だろうか、どれほど自分たちを育ててくれていただろう、と思いました。

移り変わる色も、香りも、なんと豊かであったろうか、と。

乾燥した田畑の匂いが涼やかな風に運ばれて、鮮やかな茜色の雲が、沈む夕日に金色にふちどられていく様は、いつの夕暮れだったろうか。

次第に暮れていく空の下に家々の明りが灯り、夜半の頃には、温かな樹の洞の中や地面深く掘られた穴の中に、山々の動物たちも眠りについていることだろうと思います。

今年も短い秋になりそうですが、静かにふけゆく時を過ごしたいと思います。

今日のPHOTO

神奈川県・ピーチ姫さんから頂きました!

雨上がりの強羅公園にて。まるで、外国のような風景。調べてみましたら、それもそのはず、100年の歴史を持つ日本初のフランス式整型庭園でした。

本部道場のある都内では、いつもより静かな祝日の朝。澄んだ青空が広がっています。

雨上がりの強羅公園にて(上)、初めての轆轤(ろくろ)体験。素手で土の塊を触っていると、無心になれてとても心が落ち着きます。
初めての陶芸