月曜メルマガ
2024.07.29
vol.695 ひんやり甘い西瓜(スイカ)の思い出
日陰というものが、こんなにも有難いかと思われる今日この頃です。皆様、ちゃんと冷房をつけていらっしゃいますか?
健康を守るためにも必須ですので、要所要所、必ず上手にお使いになってくださいね。健やかな夏になりますように!
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口に入れやすいように、手をよごさないようにと、上手に切ってくれた西瓜。こんな切り方もあったのか、と思わず感心してしまいました。喉を潤すその感覚に真夏のあの日を思い出しました。
長旅をして家族で親の実家へと足を運んだとき、田舎の親族たちは、いつもやっているように井戸に西瓜を入れて冷やしてくれ、清らかな水が動く様が美しく、いつまでも見とれていました。
昼間、家々の前の道を真っ白に照らしていた太陽は、いつの間にか柔らかさを増していき、林の中からひぐらしの声が聴こえて、叔父につれられて川にカジカ取りに出かけた弟も帰ってきて…。夕餉には、食卓に大きく切った西瓜が乗せられて、その冷たかったこと!
夜には古くて大きな見慣れぬ家屋のなかで、その頃まだ幽霊が怖かった自分は、やはり怖がる弟と手を握り合って眠った思い出があります。その姿を親に写真を撮られて大変気恥ずかしかったことも思い出しました。あの写真はきっと実家のどこかにあるのでしょう。
小さかった弟も、すっかりいい歳のおじさんになり、私を呼ぶ高い声を思い出すと、その落差に笑ってしまいます。
喧嘩をした時には、よく母親から「世界に2人しかいないきょうだいなのだから」と諫められました。
西瓜のひと口に夏の思い出がたくさん蘇り、家族として生まれ過ごしたときも、今また送っている日々も幻夢とは知りながら、それにしても愛おしいものだと思います。
今日のPHOTO
東京の、うさぎりんごさんから頂きました!
「猛暑の中の、松本城公園。お城に向かって、汗をふきふき歩いていると、可愛い蓮の花が、涼しげに揺れていました。ひと時、癒やされました~♪」
パリオリンピックが始まりました。連日の熱戦に、応援する方も熱がこもります。
アスリートたちの活躍を見ながら、私たちも1日2万歩目指して頑張りましょう!
夏のひと時、癒しを与えてくれる蓮の花に、思わず立ち止まって見とれてしまいました(長野県・松本城公園)