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我が家では、先日、長女がお弁当を忘れるという事件がありました。通算3回目です。

今回は、小学生の弟が「姉に届ける」と張り切って追いかけたのですが、残念ながら間に合わなかったようで、小学校の担任の先生から私の携帯に電話が入りました。

「○○君が、お姉さんのお弁当を持って追いかけたけれど間に合わなかったそうで、いま、こちらにお弁当があるのですが…」

完全に予想外の事態。

「すみません、取りにうかがいます」と返事をして小学校に向かいました。

職員室では、担任の先生から引き継いだらしき人が、少し笑いながらお弁当を渡してくれました。恥ずかしい思いをしながらも、次に中学校に車で向かいました。

校門には「ここから先立ち入り禁止です。警報が鳴り警備員が来る可能性があります」という看板。そして「ここは駐車禁止です。学校裏の敷地に停めてください」という案内。入っていいのか悪いのか…。迷いましたが思い切って進入。警報は鳴りませんでした。一安心。

職員室の扉をノックすると、ガラス越しに目が合った年配の男性が来てくれたので、お弁当を渡し伝えました。

「○年○組の〇〇○の父ですが、お弁当を忘れたので届けに来ました。よろしくお願いします」

名札を見ると副校長でした。なかなか大事になったなと思いつつ、朝からひと仕事終えた気持ちで出勤しました。

日常生活も、ちょっとしたきっかけで事件につながります。でも、それを楽しむくらいの心の余裕をもって過ごしたいですね。