月曜メルマガ

2023.11.06

vol.657 心に生きる故郷

気温の上下があるとはいえ、本部会館の周囲の並木道は、少しずつ紅葉して来て、落ち葉が目立ってきました。
ランニングしている人も、自転車で行きかう人も、なんだか爽やかそうにみえます。今日も高い大きな空が見られるでしょうか。

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感動しました。
昨日11月5日の『講習会』のテーマは、「あなたの故郷」でした。
「自分の中に、こんなに故郷への思いがあると思っていなかった」と、他の仲間たちも言っていましたが、今週のメルマガ担当も御指導を受けて、本当に驚きました。
ふる里、といわれた時に浮かんできた情景は、見渡す限りの原野。正に、そこに自分は生まれたわけですが、空と大地とを分ける地平線、そしてその空を真っ赤に染める夕焼けでした。その風景を観ていたのは祖母の背中に背負われていた頃ですから、まだ生まれて何年もしなかった頃でしょう。
祖母の肌から伝わる安心感と、広大な荒れ野ともいえるような大地。
心の奥の方から、熱く強く湧き起こる涙のような憶い。それが今にずっと続いていたことを知り、まだ胸が震えています。
実修で法友たちと語り合った時、ある人は「道のお地蔵さんに頭を下げていた母のことを思い出す」と語っていました。
ある人は「油にまみれて工場で働く父の姿」と語り、またもう1人の法友は「あのボロ屋があったから今の私がある」・・・と。
ふる里というものが、如何に重要なものであるか、それが何に繋がるか、我々にとってかけがえのない御指導でした。
この憶いに立ち戻りながら、また大地を踏みしめて歩んでゆこう、と思いました。

今日のPHOTO

千葉県のIさんから、「まだがんばる!」というメールを頂きました!

「9月27日の朝散歩中に見ました。何だか私もまだ頑張らにゃと思ってしまいました。
いつも心温まるメルマガありがとうございます。」

朝顔、頑張っていますね! 私たちも、まだまだですね! 一緒にがんばっていきましょう!
今年できることも、まだまだあります。どうぞ良い一週間をお過ごしください。

道端の花道端の花