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2025.10.13

vol.759 祝ノーベル賞受賞

過ごしやすい季節になってきました。本部会館では、今年最後の「実現道」が開催されています。世の中では、政局をはじめとして様々な変化が起きている今、私たち一人ひとりも多くのことを感じているのではないかと思います。こうした時こそ、今という時間を大切に、一歩ずつ前へ進んでいきたいなと思います。

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今年のノーベル賞では、日本人2氏の受賞という嬉しいニュースがありました。ノーベル生理学・医学賞に選ばれた大阪大学の坂口志文氏は、会見で子どもたちへのメッセージとして、次のように語りました。

「興味は持ち続けることで洗練され、強くなっていく。興味があることを大切にすると、新しいものが見えてくる。気がついたら、面白い境地に達している。」

坂口氏の研究内容を理解するのは容易ではないですが、この言葉は私たちにも通ずるものに思え、印象に残りました。基礎研究の分野は、いまだ充分な国の支援があるとはいえず、研究資金の確保に苦労している現状は広く知られるようになってきました。そうした厳しい状況下でも、世間の注目を浴びることの少ない分野に、半世紀近くもの間、変わらぬ興味と情熱を注ぎ続けてきた坂口氏の姿勢には頭が下がる思いがします。不遇の時代を乗り越え、多くの出会いを重ねながら、一つの成果へたどり着いたその過程を思うと、ドラマのようだなとも思います。その軌跡を少しだけ垣間見たような気がして、「地道に続けること」の持つ力を改めて感じることができました。

今日のPHOTO

大阪のお月さんから頂きました!

「琵琶湖を源流とし、大阪湾に注ぐ一級河川の淀川河川敷を、歩いて来ました。古代より交通·物流の要衝で、江戸時代には大阪と京都を結ぶ大動脈だったようです。河川敷では、野球やテニスやサッカー等々、ロードバイクを楽しんでおられました。久々の20000歩達成! 童心に戻り、一人元気に歩く事が出来ました。」

素晴らしいですね! 私たちも、楽しく続けましょう!

暦は寒露。草花に降りる露が冷たく感じられる頃です。北海道ではまもなく初雪の季節。急激な気温変化に負けないように、どうぞご自愛ください!