月曜メルマガ

2025.09.22

vol.756 「ダーリン」

やっと涼やかさが訪れた気がします。皆様の地域はいかがでしょうか。厳しかったこの夏を乗り切った体を充分ケアして、すっきり健やかでさわやかな秋を過ごしたいですね!

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横断歩道で信号待ちをしていたときのことです。左後ろの方から、とても美しい歌声が聴こえてきました。振り返ると、自転車のハンドルの上にもたれ掛かり、サドルに座る男性が見えました。赤信号は、まだ何メモリもあって、点滅しています。

もう一度振り返ってよく見ると、ひげの生えかけた少年。たぶん中学生…中学2年生くらいでしょうか。

自分「今、歌ってた?」

少年「はい。歌ってました」

自分「素晴らしい!」(思わず拍手)「綺麗な歌声ですね。何の歌?」

少年「えーと、最近の…」(と、年齢が彼より相当上のこちらが分るかどうか気を遣っている)「ミセス・グリーン・アップルの『ダーリン』という曲です」

自分「ああ!あの人も歌うまいですよね」「とても綺麗な歌声ですね。合唱部ですか?」

少年「はい。合唱部です」

自分「素晴らしかった!」

少年「あ、ありがとうございます」

・・・そして信号は青になり、少年は頭を下げて自転車を漕いで先に行き、あっという間に先の四つ角で見えなくなりました。

道端で年齢が50歳以上も違う大人に急に褒められるというのに面食らったかもしれませんが、こちらがどうしても伝えたくなる程、綺麗な歌声でした。すっかり声がわりしていたのに、とても美しいファルセット・ヴォイスでした。

いつもは聴いていないだけ、観ていないだけ、心に留めていないだけで、もしかしたら、素敵なことは日常にいっぱいあるのかも知れないな、等と思いながら、横断歩道を渡って帰路につきました。

今日のPHOTO

神奈川の塞翁が馬さんから、夏休みにパリに遊びに行ったご親戚からの写真を頂きました!

さて、日がだいぶ短くなったなと思ったら、明日は秋分。昼と夜の長さが大体同じになる頃です。今日明日は、爽やかな秋晴れが広がりそうです! どうぞ健やかな一週間をお過ごしください!

歴史的な建物と対照的なガラスのピラミッド(ルーブル・ピラミッド)。膨大な数の入場者への対応を目的に計画された、ガラスと金属で出来たピラミッドを模した美術館へのメイン・エントランス

思わず、「おおっ!モナリザだ!」

入場者は真っすぐモナリザに向かう人が多く、
モナリザの絵の前は大行列だったようです。

ディズニーランドと言えばシンデレラ城がシンボル的存在ですが、パリのディズニーのお城は眠れる森の美女のお城(オーロラ城)。

この日(8月12日)はこの夏一番暑い日だったそうで、日中は38度。日本より湿度が少し少ない程度でやはり、大変な暑さだったようです。