月曜メルマガ

2025.01.13

vol.719 映画が見せてくれた世界

正月も終わり、新しい年が本格的に動きはじめましたね。今日は成人の日。若者たちはどういう思いでこの日を迎えるのでしょう。願わくば、明るい未来に向かってまっすぐに突き進んで行って欲しいですね。

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私が子どものころ、テレビでは毎週何本もの映画を放映していました。「日曜洋画劇場」とか「月曜ロードショー」とか。映画の前後には必ず解説も入り、淀川長治さんなど有名ですが、特徴のあるしゃべりを覚えている方も多いでしょう。当時はテレビは一家に一台というのがふつうで、当然わが家もそう。チャンネル争いが無かったわけではないですが、朝から晩まで働きづめの両親でしたので、くつろいでいる親と一緒にテレビを観るのは、小さいころの私にとってとても安心できる時間でした。同じ映画を観ながら笑ったり興奮したり。映画というものが、家族の団らんとともにあったように思います。

当時はテレビで放映される映画はハリウッドものが主流だったと思いますが、「サウンド・オブ・ミュージック」など、子ども心にとっても楽しく面白く、夢中になって観ていたことを思い出します。ジュリー・アンドリュース演じる主人公のように、あんな素敵な先生がいてくれたらなぁとか。かと思えば、「猿の惑星」のように、大人にとっては面白い映画でも、小さい自分にとっては恐怖映画以外のなにものでもなかったり。小さい子どもゆえ、すべてがビビッドでダイレクトに自分の中に入ってきて、とても娯楽として楽しむ余裕は無かったということも、たびたびありました。

でも、それらも含めて、さまざまの世界に触れることができたのも事実です。海外旅行はまだまだ一般的ではなかった時代。田舎に住む自分にとって、映画は実にさまざまの世界を見せてくれる存在でもありました。渋いハリウッドスターたちの演じる主人公たちからは、人としてのあるべき姿を教えられたり。皆さんにとっての思い出の映画はなんですか?

さざんか

今日のPHOTO

神奈川の笑福さんから頂きました!

「元旦に近所の諏訪神社へ。世相を反映してか、今年はいつもより参拝者が多かったです。ご本殿裏手の山茶花(さざんか)は、イキイキと色鮮やかでとても綺麗です」

相変わらずインフルエンザや風邪が流行っているようです。できるだけ体を動かして、寒さを乗り切りましょう! どうぞよい一週間をお過ごしください!