月曜メルマガ
2024.09.16
vol.702 寸草の心
そろそろ新米の季節到来ですね。世間ではなかなかお米が手に入らずに困っていた方も多いのではと思います。お百姓の皆さんが丹精込めて作ってくれたお米。感謝とともにいただきたいと思います。
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先日テレビを見ていたら、ある中年男性からの相談を受けて、実際にその夢を実現させるという番組をやっていました。その夢の内容とは、両親とハグするというもの。小さい子どもの頃ならいざ知らず、成人してからとなると、とても気恥ずかしい。そもそも親は嫌がるかもしれないと思うと、二の足を踏んでしまうと。それを見ながら、あぁ、その感覚ものすごくよく分かるなぁと、今週のメルマガ担当も思いました。実は何を隠そう、帰省するたびに、私自身もそういう思いを抱えていたからです。
本会では御指導のあと、皆でハグを交わすというのはときどきあって、ハグそのものに対する敷居はずいぶん下がってはいます。しかし、これが親となると、意外とそれが難しいのです。帰省のたびに、それができない自分がいました。でもある時のこと。帰省を終えて高齢の両親との別れ際。ひょっとしてこれが最後の別れになるかもとの思いがよぎった瞬間です。思わず身体が動きました。母親に近づいてぐっとハグ。ずいぶん痩せて小さくなってしまった母親の身体に若干の寂しさを感じつつ、なんとも言えない温もりと一体感。そして年老いた親への感謝の念。母親もごくごく自然に受け止めてくれて、何かジーンとしたものが伝わってきました。もちろん父親ともハグしつつ「身体を大事にね」と自然と言葉が出ます。別れたあとも、ずっと親と繋がっている感覚が残り、不思議な安堵感がありました。
その番組の男性も、最後に両親とハグすることができて、両親ともにとても満たされ幸せそうな表情でした。親は子にハグされることがすごく嬉しいのだなと、改めて思いました。
今日のPHOTO
大阪府の「お月さん」さんから頂きました!
「生駒山系に残る数少ない、磐座(いわくら)信仰の霊場のひとつの、星田妙見宮(ほしだみょうけんぐう)に行きました。
天気が味方してくれ、曇り空でした。こんなにも違うのかと、思うくらいに楽に登れ、自然のクーラーを満喫出来ました。2万歩達成!」
今週後半には少し秋らしい気候になりそうです。もう少しの辛抱! 今週もどうぞお元気で!