月曜メルマガ

2023.03.06

vol.622 春うらら

先週3月1日には、関東でも春一番が吹きました。びっくりするぐらい風が強かったです! 天気が変わりやすく、雨や風の日が増えるのも、日本の春の姿ですね。

*..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:゜・:,。*

暖かな昼下がり、道の真ん中に小型犬が、一人(一匹)でいました。あら、ぽかぽか陽気につられて家から出てきてしまったのでしょうか? 心配になって飼い主さんを探すと、ご高齢の女性が、ゆっくりと家から出てきました!

暖かな陽射し、鳥のさえずり、あちこちで咲き誇る梅や河津桜などが、幸せな気持ちにさせてくれます。
ああ、天の恵みだなあ。

ふと、あれ、暖かくて気持ちがいい時は恵みと感じるけれど、寒い時、しとしと雨が続く時は、いやだなあ、不快だなあ、と思っている自分に気づきました。
本当は、いつも変わらず常に恵みは降り注がれているのに、それに気がつけない自分。自分に都合の良いことだけを恵みと感じる自分。ああ、これも執着であり、我なんだなとハッとしました。

昨日の講習会では、私たちがこの世で繰り返している運命のループの御話を伺いました。本当に星の示す通りに私たちは歩んでいます。しかし、その中に、成長とループからの超脱の道があることも、私たちは教えて頂いています。

今日のPHOTO

神奈川のSさんより、富岡八幡宮境内にある伊能忠敬像の写真を頂きました。

江戸時代、初めて実測による日本地図を完成させた伊能忠敬は、深川に住んでいて、寛政7年(1795)から文化11年(1814)まで全国測量に出発するときは必ず、富岡八幡宮にお参りをして旅立ったそうです。

全測量にかかった日数は3736日、忠敬の歩いた距離は3.5万キロ、歩数は約5千万歩。平均すると1日のペースは1万3千歩余りです。これを10年以上にわたって続ける信念と意志の力に頭が下がります。

それでは、今週もどうぞお元気で! 良い1週間でありますように!

伊能忠敬像伊能忠敬像