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2023.01.23

vol.616 冬眠の驚異

今朝は、この本部道場の周辺でもちらちらとですが、初雪が降りました。

寒い時期は、温かい飲み物に癒やされますね。
最近のマイブームは、和紅茶です。カップもよく温めて、いろんな香りと味を聞き比べしながら楽しんでいます。緑茶も紅茶も、同じ茶葉で、発酵のさせ方が違うだけ、というのは発見でした!

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冬の寒さは、人間にとっても辛いものですが、動物たちにとって、まさに死活問題です。この冬は、積雪も冷え込みも厳しくて、生き抜くのが本当に大変だと思います。

そんな冬を乗り越える体の知恵の一つが「冬眠」です。冬眠というと、クマやリスが思い浮かびますが、初期の人類も冬眠していた可能性が、ネアンデルタール人の研究によって明らかになっています。遺伝子の中に生き抜く力が受け継がれているということでしょう。

冬眠の間は、体温が大きく下がり、体の代謝も下がります。エネルギー消費を極限まで下げて、体の機能を最低限にして、生命を維持する。
研究者は、冬眠が、生命の危機を生き延びる力を引き出す、と言っていました。

最近は、人間にも応用して、人工的に冬眠状態を作り、重大な事故や脳の障害などの患者の命を救うことにつなげたり、長時間の宇宙旅行の間、冬眠して到着を待つ、というSFみたいな研究も進んでいるそうです。

冬眠は、ほとんど死んでいるけど、生きているという状態とも言えます。体は、生きるために絶対必要な究極のものだけを残して、他を極限まで切り捨てていきます。
では、絶対に必要なものとは何なのか。生きているとはどういうことなのか・・・。興味は尽きません。

今日のPHOTO

東京のSさんが、元日に山登りした時に、山から見える富士山の写真を送ってくださいました。

「今、山に登っています。天気は穏やかで風はなく暖かです。」とのコメントも。
三が日が一年を象徴する、ということから言うと、きっと、穏やかで気持ちの良い、今年の前半(三分の一)でしょうね!

さて、今週半ばには、今季最強の寒波がやってくるようです。
寒さに慣れていない地域の方は、水道管の凍結への対処など、必要な準備と心構えを忘れずに! 今週もお元気でいらしてくださいね!

1月1日登山中に見えた富士山1月1日登山中に見えた富士山