月曜メルマガ

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先日、久しぶりに雨や雪が降りました。私の住むあたりでは、数カ月の間雨がほとんど降らずお天気が続いていて、空気もすごく乾燥した状態でした。なので、雨模様のどんよりとした空がとてもありがたく思えて、どこかほっとひと息ついている自分がいました。

雪の予報が出ていた日には、大雪になってはさすがに困るなと思いつつ、どのぐらい降っているのかと気になって、ときどき外を眺めていました。庭の冬枯れした雑草の上にうっすらと雪が積もっていくのが見えましたが、その風景が何かすごく優しく感じられ、しばらく見入ってしまいました。自然のうつろいって、それだけで人を癒してくれるように思いました。

子どものころ、野山を駆け巡って遊ぶことはよくあって、自然がごくごく身近にありました。春になれば、心地よい春風に吹かれて波打つ野っ原で寝ころんだり、そのまま空を眺めていたり。特別なことはしなくても、からだ全体が自然の息吹きに溢れていたように思います。そして、からだはそのことを今でも覚えているように感じます。

日本の季節感もずいぶんと変わってきているので、今年も短い春になるのかもしれませんね。だからこそ、しっかりとこの季節を感じるようにしたいと思います。