月曜メルマガ

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片付けをしていたら、昔の葉書が出てきました。見覚えのある字で「引越し祝いに・・・」と書かれています。

それは母からのものでした。

一気に、その頃のことが思い出されて来ました。確か、初めて独り暮らしをするのに実家を出た後、荷物とともに届いた葉書のはず。

「大きなおにぎりを」なども書かれていて、あれ？おにぎりを送られたことってあったっけ？？？いやいや違う違う、確か、引っ越しの手伝いに来てくれた母に、大きなおにぎりを握って出したのだった…とうすぼんやり思い出して来ました。

今の自分より、あの時の母は２０歳も若く、まだ元気で溌剌としていましたっけ。引っ越し荷物をあらかた片付けて入ったお店で一緒に食事をした時、思わず泣いていた母の姿が浮かんできました。

振り返れば、もう家族と暮らした時間よりも、家を出てからの時間の方が圧倒的に長くなりました。一緒に過ごしている仲間たちが、今では家族のようなものだなと思います。そのなかにも、初対面の時に、あれ、どこかで会いましたっけ？という印象の人もいました（笑）

長い永いループの中で、自分も、ある時は子に、兄や姉、弟や妹になり、ある時は母や父に、祖父や祖母になって、色々な役柄を演じて来たに違いない、その時一緒だった家族たちも、それぞれにまた今、違う人生を送っているのだろう、と思います。

愛して、愛された人たちが、きっとどこかに沢山いるのだろうな、と、そんなことを思いました。

今日のPHOTO

大阪の「お月さん」さんから

「苦手な坂道、階段のある宝山寺に行きました。炎天下で、フウフウ云いながら何度も休憩をとり、急な坂と700段以上の階段を登りきりました」

と頂きました。頑張っていらっしゃいますね！

さて、強い台風がまた日本列島に接近中です。進路にあたる地域の方は、どうぞ備えを万全に、気を付けてお過ごしください！

奥の院までお地蔵様が両側におられ、爽やかな風が吹き、心身共に洗われました。努力はしんどいもの～どんな事も、めげずに頑張れ！と、自分にエールをおくりました。（奈良・宝山寺）