玉取祭 1月3日

一月のお祭り

一月一日には、元旦祭(歳旦祭)が各神社で行なわれます。他にも各地で個性的なお祭りが行なわれています。

玉取祭(別名、玉せせり)

福岡市の 筥崎宮 はこざきぐう で、一月三日に玉取祭が行なわれます。

筥崎宮(筥崎八幡宮)は、宇佐、石清水両宮とともに日本三大八幡宮に数えられていますが、古い記録に、平安時代の中頃九二一年、 醍醐 だいご 天皇が神勅により「 敵国降伏 てきこくこうふく 」の 宸筆 しんぴつ (直筆)を下賜され、この地に壮麗な社殿を建立されたとあります。

この地は、海外との交流の門戸として重要な役割を果たしていました。

一月三日、午前中に本殿で、御玉洗の式があり、社前では、玉取行事に奉仕する男性たちが、 みぞぎ をすませて ふんどし 姿で待ち構えています。褌といえども祭りにおける正装です。

神職が二つの玉(木製の宝球)を集まった人々に向かって投げ入れると、陸組と浜組に分かれて競い取り合います。

「敵国降伏」の額のある楼門の前で、群衆が玉を奪い合い、一進一退のところに周りから水をかけられると、それが水蒸気となり立ち上ります。

周囲にはお正月の参拝客が取り囲み、大変エネルギッシュなお祭りです。

陸組が玉を取れば豊作、浜組が取れば豊漁になるとされ、五百年くらい前から行なわれています。

筥崎宮 玉取祭

福岡市の筥崎宮で一月三日に行なわれる玉取祭
陸組と浜組に分かれて、玉を競い取り合う